「ロサンゼルスの地下鉄の料金や乗り方がわからなくて不安…」と思っていませんか。海外、特にアメリカの地下鉄は治安に不安が残りますよね。確かに注意した方がいい事柄もあるため、何も知らずに利用するのは控えた方がいいでしょう。
ただし、しっかり準備しておけば地下鉄は非常に便利なものです。本記事では、ロサンゼルスの地下鉄について徹底解説しました。料金から乗り方、その他の交通手段についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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知っておきたいロサンゼルスの地下鉄の基本情報
ロサンゼルスの地下鉄の使い方や料金について紹介する前に、まずはロサンゼルスの地下鉄の概要を知っておきましょう。ロサンゼルスの地下鉄の路線図は下記の通りです。
上記画像をみるとわかるように、ロサンゼルスの地下鉄には6種類のラインがあります。それぞれについて解説していきます。
ロサンゼルスの地下鉄の種類
- レッドライン
- ゴールドライン
- ブルーライン
- グリーンライン
- パープルライン
- エクスポライン
レッドライン
レッドラインは
- ユニオンステーション
- 7th ストリート/メトロセンター
- ハリウッド/バイン
- ユニバーサルシティ
などが停車駅としてあり、ノースハリウッドに向けて中心から伸びる地下鉄です。
ハリウッドやユニバーサルスタジオなど観光に魅力的な土地が多いのがレッドラインの特徴です。
ゴールドライン
ゴールドラインは
- リトルトーキョー/アーツディストリクト
- チャイナタウン
- デルマー
などの駅があり、北東部に伸びるラインです。
リトルトーキョーなどを含めたアジアになじみのある土地が多く、日本人が観光するとほっとするような雰囲気になっています。
ブルーライン
ブルーラインは
- デルアモ
- ダウンタウン・ロングビーチ
などがあります。
スポーツ観戦などで利用することがあるブルーラインですが、少し治安の悪そうな雰囲気があるため、明確な目的がないなら近づかない方が無難です。特に夜間の利用は注意したほうがいいでしょう。
グリーンライン
グリーンラインは
- マリポーザ
- ウィローブルック/ロサパーク
などの駅があります。ブルーラインと同様あまり雰囲気のいいエリアではないので、注意が必要です。とはいえ、昨今では治安の改善がみられるため、注意しつつ利用・観光すれば問題ないでしょう。
パープルライン
パープルラインは
- シビックセンター
- パーシングスクエア
- 7th ストリート/メトロセンター
などが停車駅としてあります。
ウォルトディズニーコンサートホールなど、文化的な施設が多くみられるエリアです。コリアンタウンがあったり、ブルーラインに乗り換えられたりと観光で活躍するラインといえます。
エクスポライン
エクスポラインは
- エクスポパーク/USC
- ダウンタウンサンタモニカ
などがあります。
サンタモニカ観光で非常に便利な路線です。ロサンゼルスダウンタウンから50分ほどで移動できるので、ロサンゼルスからサンタモニカに移動したい場合はぜひ利用してみてください。
ロサンゼルスの地下鉄の治安はいい?
「ロサンゼルスの地下鉄の治安はいいの?」と不安に思いますよね。ニューヨークの地下鉄など危険なイメージがあるのは当然のことなので、ロサンゼルスで地下鉄を使っていいものか悩む場合もあるでしょう。
ここではロサンゼルスの地下鉄の治安についてまとめました。
日本に比べると治安が良くない
まず結論として、日本と比較すると治安がいいとはいえません。日本の治安が世界でも指折りの良さであることを知っておきましょう。
海外旅行をすると実感することですが、海外で日本より治安の良さを感じるところは少ないと言えます。そのため、ロサンゼルス、アメリカに限らずどこでも日本と比較すれば治安は悪いという結論になります。
ロサンゼルスに限った話をすれば、アメリカの中で特別治安が悪いということはありません。日本よりは不安に感じるシーンが多い程度だと思っておけば十分。ただし、利用を控えた方がいいというほどではありませんので、注意しながら地下鉄を使う分には問題ないでしょう。
治安の悪いエリアもある
もちろん、ロサンゼルスの地下鉄が安全というわけではありません。治安の悪いエリアがあるのは日本も同じことですが、ロサンゼルスにもあります。具体的にはブルーラインやグリーンラインのエリアは少し治安が悪い傾向にあります。
もちろん、近づいてはいけないわけではありません。明確な理由(観光・スポーツ観戦など)がある場合は、注意しながら利用しましょう。特に意味もなく夜間に近づくと犯罪に巻き込まれる可能性があるので、気をつけるようにしてください。
危険を感じたら降りるか車両を変える
危険を感じた場合の対処を覚えておくことが何より大切です。車両内で危険を感じた場合は速やかに場所を変えましょう。できれば次の駅で降りるようにしてください。席を離すことだけでなく、車両を変えることも有効です。
日本でも同様のことがいえますが、危険な場所から自分の身を守る方法は危険から自分を遠ざけることです。少しでも不安を感じたらなるべく早く移動するようにしましょう。
ロサンゼルスの地下鉄の料金
ロサンゼルス地下鉄の料金を紹介します。まずは下記の表に料金をまとめました。
チケットの種類 | 料金 |
1-Way Trip(一回使い切り) | 1.75ドル |
1-Day Pass(一日パス) | 3.50ドル |
7-Day Pass(一週間パス) | 12.50ドル |
30-Day pass(一ヶ月パス) | 50ドル |
各種料金やチケットの買い方について説明していきましょう。
基本料金は1.75ドル
基本料金は1.75ドルです。一回使い切りのチケットは、2時間の移動を1.75ドルで行えるというもの。旅行中に何度も利用する予定がなければ、一回使い切りのチケットで十分でしょう。
一方、2泊3日など数日間の滞在をする場合で、地下鉄を何度も利用する予定があるなら、一日パスの利用を検討した方がお得です。一週間パスや一ヶ月パスは長期滞在でしか使い道がないため、旅行の際は一回か一日パスかを検討しましょう。
各種チケットと料金
各種チケット(パス)の料金は以下の通りです。
- 一日パスは3.50ドル
- 一週間パスは12.50ドル
- 30日パスは50ドル
それぞれディスカウント価格になっており、通常の半額になっています。
その他チケットとしてはシニア・障がい者の方はチケットを80%OFFで購入できるといったものもあります。
できるだけお得にチケットやパスを購入できるように、自分が何のチケットを購入するとお得かどうかを考えておきましょう。
チケットの買い方
チケットの買い方は、日本と比較的異なりますので注意が必要です。基本的にロサンゼルスの地下鉄ではSuicaのような交通系ICカードを利用して乗車します。タップカードと呼ばれるもので、まずはタップカードの購入が必要です。
タップカードは
- 券売機で言語「英語」を選択
- タップカードの購入を選択(初回は2ドルかかる)
- 金額選択(一回使い切りかパスを選ぶ)
- 支払い
- 購入完了
この流れで購入できます。
後の使い方は日本とほぼ同じですが、不安もあるでしょうから、次章でまとめました。
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ロサンゼルスの地下鉄の乗り方を4ステップで解説
ロサンゼルス地下鉄の乗り方を具体的に4ステップで解説します。下記手順を踏めば安心してロサンゼルスの地下鉄を利用できますよ。
【ロサンゼルスの地下鉄の乗り方】
- タップカードを購入する
- 改札へ行く
- ホームで電車を待つ
- 乗車〜下車
日本とほとんど一緒ですが、少し異なる部分もあるので注意しながら読み進めてください。
ステップ①:タップカードを購入する
まずはタップカードの購入です。購入方法は先述した通りです。購入するチケット・パスは用途に合わせて選択しましょう。
一日だけの利用でも、往復で何度も行ったり来たりする場合は一日パスがおすすめです。一度だけの往復で短時間の移動であれば一回使い切りチケットの方がお得になります。
ステップ②:改札へ行く
タップカードを購入し、チャージができたら改札へ向かいましょう。自動改札がある場合は日本と同様の利用方法です。タップカードを改札にタッチするだけ。
ただし、日本にもあるように自動改札ではなく、機械がおいてあるだけの駅もあります。気づかずにタップしない状態で電車に乗ってしまうと、無賃乗車になるので気をつけましょう。
また、日本と異なる部分として、降りるときに改札でカードをタッチさせることがない点です。乗車時のタッチだけなので忘れずタッチするようにしてください。
ステップ③:ホームで電車を待つ
ホームで電車を待ちましょう。待つ方法は日本と一緒です。駅の掲示板に電車の到着時刻が書かれているので、掲示板を見て電車を待ちましょう。
後ほど詳細に紹介しますが、ホームでの飲食が禁止されている点は日本と異なるので、覚えておいてください。
ステップ④:乗車〜下車
電車がきたら乗車し、目的地についたら下車しましょう。この流れは日本と同様です。また、下車時に降りる人から優先的に移動するのも日本と同じ流れといえます。
ちなみに、ロサンゼルスの地下鉄も駅によっては比較的路線が入り組んでいるので、間違った電車に乗らないように注意が必要です。
ロサンゼルスの地下鉄の3つの注意点
ロサンゼルスの地下鉄に乗る際の注意点を紹介します。下記3つの点には気をつけて利用しましょう。
【ロサンゼルスの地下鉄の注意点】
- 忘れ物をしないようにする
- 男女共に一人での利用は控える
- ホームでは飲食禁止
忘れ物をしないように気をつける
まずは忘れ物をしないようにしましょう。日本では忘れ物をしても駅に届けてもらえることが多いですが、ロサンゼルスではまず返って来ません。財布やパスポートなどを忘れると致命的なので、地下鉄に乗る際は落としたり忘れたりしないようにしっかり持っておきましょう。
また、ポケットに直接財布などを入れているとスリにあう可能性もあります。財布などはジッパーで口を閉じられるバッグに入れるようにしましょう。
男女共に一人では利用しないようにする
また、治安がそこまで悪くないとはいいましたが、必ずしも安全とはいえません。特に一人での利用は危険が伴います。日本人はロサンゼルスでは比較的目立ちますので、旅行客一人だとバレると犯罪被害にあう可能性もあるのです。
なるべく複数人で地下鉄を利用するようにしてください。一人で移動しないといけないときはタクシーやバスなどを活用した方が安全です。
ホームでは飲食禁止
日本とは大きく異なるルールとして、ホームでの飲食が禁止されている点が挙げられます。ゴミを捨てたり、ゴミを目当てに人が集まるなど衛生や治安の維持が目的のようです。
飲食をしたからといってただちに罰せられるわけではありませんが、ルールなので飲食をしないように注意しましょう。
ロサンゼルスでは地下鉄以外の選択肢はない?
ロサンゼルスの地下鉄について解説してきましたが、地下鉄以外の選択肢はないのか?といった点が気になりますよね。結論としてバスもロサンゼルスでは発達しており、便利です。
ここではロサンゼルスの地下鉄以外の選択肢としてバスを紹介します。
【ロサンゼルスのバスの種類】
- メトロバス
- DASHバス
- ビッグブルーバス
地下鉄に比べて安全性が高いため、一人で移動しないといけない場合はバスの利用もおすすめです。
メトロバス
メトロバスはロサンゼルス市内を走行する中心的なバスです。現地在住の方も広く利用し、観光地からローカルな場所まで移動できる点が魅力といえます。
【メトロバスの種類】
- メトロローカル
- メトロエクスプレス
- メトロラピッド
メトロローカルが一般的なバスです。短距離の移動で活躍します。メトロエクスプレスは高速道路などを走るバス。メトロラピッドは停車駅が少なく、目的地までスムーズに移動可能です。
DASHバス
メトロバス以外にもDASHバスもあります。DASHバスはLADOTという会社が運営しており、住宅街やダウンタウンを走行する現地の方の移動手段です。タップカードでも支払いができますし、現金にも対応しています。
注意が必要なのが、メトロの地下鉄やバスのパスは使えない点です。メトロバスは地下鉄と同じ扱いで利用できるのですが、うっかりDASHバスにも乗ってしまうと料金を想定より払うことになります。
ビッグブルーバス
サンタモニカを中心に走行しているビッグブルーバスも観光の際は利用してみてください。サンタモニカやロサンゼルス西部を観光する際に活躍するバスです。
価格帯は片道1.25ドルと地下鉄と比較しても安いので、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。
ロサンゼルスの地下鉄は一日パスを活用しよう
ロサンゼルスの地下鉄は治安が良いわけではありませんが、構えるほど悪くもありません。とはいえ、なにも準備や注意をせずに利用するのは危険です。
ロサンゼルスの地下鉄を利用する際は下記の注意点を意識しましょう。
- 忘れ物をしないようにする
- 男女共に一人での利用は控える
- ホームでは飲食禁止
また、料金体系は下記の表の通りです。
チケットの種類 | 料金 |
1-Way Trip(一回使い切り) | 1.75ドル |
1-Day Pass(一日パス) | 3.50ドル |
7-Day Pass(一週間パス) | 12.50ドル |
30-Day pass(一ヶ月パス) | 50ドル |
地下鉄をどれくらい旅行中に利用するかで、一回使い切りチケットと一日パスのどちらを購入するか検討してみてください。
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