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大手金融機関売上規模5,000億円以上情報システム部門

社内規程・コンプラ照会AIエージェントを本番化

膨大な社内規程・通達・コンプラFAQから、行員の照会に根拠付きで回答するAIエージェント。誤回答がコンプラ違反に直結する領域のため、出典限定と監査要件を徹底して本番化した。

🎯背景・課題

規程・通達が頻繁に更新され、行員が最新の正しいルールを確認しきれない。コンプラ部門への照会が集中していた。

直面していた課題

  • 規程・通達が膨大かつ頻繁に改定され、最新版の確認が困難
  • 誤った解釈がコンプライアンス違反に直結
  • コンプラ部門への照会対応の負荷が高い
  • 金融機関として極めて厳格なセキュリティ・監査要件

💡Wizitのアプローチ

誤回答が許されない領域のため、回答は必ず最新の承認済み規程に紐づけ、出典のない回答は出させない設計を最優先で作り込んだ。

本番化までの進め方

🔬

① 出力の作り込み

🔒

② ガバナンス突破

本番化
📈

③ 継続eval・ROI

👥

④ 内製化

進め方の詳細

  • Phase1: 照会ログから評価セットを作成し、規程解釈の誤りを重点的に修正
  • Phase1: 検索対象を最新の承認済み規程に限定、回答に条文・出典を必須化
  • Phase2: 金融機関の監査・セキュリティ要件(アクセス制御・監査証跡・データ管理)を満たす本番アーキを設計し審査を通過
  • Phase3: 規程改定に追従する更新フローと継続evalを整備

主な技術・仕組み

  • 🔧承認済み規程限定のRAG(最新版優先)
  • 🔧条文・出典の必須提示
  • 🔧厳格なアクセス制御・監査証跡
  • 🔧規程改定追従の更新フロー

🧩この事例の仕組み

最新の承認済み規程だけを根拠に回答し、すべてを監査証跡に残します。

🏦行員規程・手続きの照会🤖AIエージェント📚最新の承認済み規程根拠付き回答🧾 監査証跡ログ誰が・何を・どの根拠で照会参照回答記録

🧾 監査要件への対応

根拠
回答に条文・出典を必須提示
証跡
誰が・何を・どの根拠で回答したかを記録
権限
最小権限のアクセス制御

🔬 PoC死をどう回避したか

PoCの一問一答は動いた。本番の壁は「もっともらしい誤った解釈」。出典に紐づかない回答を排除し、評価セットで解釈の誤りを潰し切る作り込みが本番化の条件だった。

🔒 ガバナンスをどう突破したか

金融機関の極めて厳格な監査・セキュリティ要件に対し、アクセス制御・監査証跡・データ管理を本番アーキとして設計。コンプラ・監査部門の審査を通過してリリースした。

📈成果

コンプラ部門への照会

Before

集中

After

減少

行員の自己解決が増加
規程確認の所要時間

Before

基準値

After

短縮

根拠付きで即時回答
回答の根拠提示

Before

なし

After

常時提示

監査説明性を確保

定性的な変化

  • 行員が最新の正しいルールに、根拠とともに即アクセスできるようになった
  • コンプラ部門が個別照会対応から、より重要な統制業務にシフト
  • 厳格な監査要件を満たすAI活用の前例ができ、社内展開の土台になった
監査要件を満たせるか半信半疑でした。根拠提示と監査証跡まで設計してくれたから、本番化に踏み切れた。
情報システム部門 担当部長

🗓️ タイムライン

Phase1 出力の作り込み: 約3ヶ月 → Phase2 ガバナンス突破・本番: 約3ヶ月 → Phase3 継続eval(運用中)

🚀 その後の横展開

他部門の規程・手続き照会へ慎重に横展開中。

※ 守秘義務により、クライアント名および特定につながる固有情報は伏せています。

同じような課題、ありませんか?

止まっているPoCが本番化できるか、最短で見極めます。

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