ニューヨークは世界有数の高物価都市。2025年も外食と宿泊は高止まりですが、移動や食事の「賢い選択」を知れば出費を抑えつつ楽しめます。最新の相場感と節約術をまとめました。
マンハッタンの街並み
1. 全体感(2025年の目安)
- 体感は日本の1.7〜2.5倍。外食とホテルが特に高い。
- 税(8.875%)+チップ(15〜20%)が上乗せされる点に注意。
2. カテゴリ別のリアル相場
食費
- ダイナー/カジュアル: $18〜$30+税・チップ
- コーヒー: $4〜$6、ペイストリー $4〜$7
- ピザスライス: $3〜$6(名店は$1では買えない時代に)
- スーパーマーケット: ベーグル$1.5〜$2、サラダボウル$8〜$12
ニューヨークのピザ
交通
- 地下鉄/バス: 1回 $2.90(OMNYタッチ決済対応)
- 7日間アンリミテッド: $34(毎日乗るなら最安)
- イエローキャブ初乗り: $3.0+距離/時間課金、夜間・ピーク加算あり
- JFK⇔マンハッタン: イエローキャブ定額$70+税・チップ、エアトレイン+地下鉄で約$8.25が最安
宿泊
- ホステル: $60〜$120
- ミッドレンジホテル: $220〜$400
- ハイエンド: $500〜
- 追加でリゾートフィー/ファシリティフィーが課される場合あり($20〜$50/泊)
体験・チケット
- 展望台(SUMMIT/Edge/Top of the Rockなど): $40〜$55
- MoMA/メトロポリタン美術館: $25前後(メトロポリタンはニューヨーク在住者以外は有料)
- ブロードウェイ: 一般$80〜$200、当日割(TodayTix/TKTS)で半額近くも可
3. 節約術(実践編)
- 移動はOMNY+7日アンリミテッド: 12回以上乗るなら元が取れる。
- ランチに大ボリューム: デリのサラダボウルやスライスピザで$15以内を狙う。
- ウォーキング+無料スポット: セントラルパーク、ハイライン、ブルックリン橋、パブリックアートは無料で最高の体験。
- チケットは割引で: ブロードウェイはTodayTix/TKTS、美術館は無料開放日や寄付制をチェック。
- 水はドラッグストアで: ボトル水は街角デリよりドラッグストアが安い。
ブルックリン橋
4. モデル予算(1日あたり)
- 節約派: 食$25〜$40 + 交通$5〜$10 → 計$30〜$50
- バランス派: 食$50〜$80 + 交通$5〜$10 + チケット$30〜$50 → 計$85〜$140
- リッチ派: 食$120〜 + 交通/車移動$20〜 + チケット$50〜$200 → $200超
5. よくある質問(FAQ)
- Q: チップは必須? → 飲食は15〜20%が目安。テイクアウトは不要。
- Q: 現金はどれくらい? → ほぼキャッシュレス。チップ用に$20程度の小額紙幣があれば十分。
- Q: 治安は? → 観光導線(ミッドタウン/ダウンタウン日中)は人が多く比較的安全。夜遅い公園・人気のない駅は避け、ライドシェアを。
- Q: どこで泊まると安い? → ロングアイランドシティ(クイーンズ)、ブルックリンの一部エリアはマンハッタンより割安。
まとめ
外食と宿泊が高いニューヨークでも、交通パスや割引チケット、デリ活用で出費を抑えられます。予算と優先度を決め、無料スポットと有料体験を組み合わせて、賢くニューヨークを楽しんでください。