【2025年最新版】カナダ物価ガイド|都市別の生活費・旅行費・節約のポイント
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海外情報2025.01.0512分

【2025年最新版】カナダ物価ガイド|都市別の生活費・旅行費・節約のポイント

カナダの物価は都市差が大きく、トロント・バンクーバーは東京以上、モントリオールやカルガリーはやや抑えめです。2025年の最新相場を、生活・旅行両面で整理しました。

バンクーバーの街並み

バンクーバーの街並み

1. 税と通貨の基本

  • 消費税は州で異なる(GST/HST 5〜15%)。表示価格に税が乗る前提で計算を。
  • チップ文化あり(飲食15〜20%、タクシー/配達は端数切り上げ〜10%目安)。

2. カテゴリ別の目安(2025年)

食費

  • カジュアル外食: CA$18〜$30+税・チップ
  • コーヒー: $3〜$5、ファストフードセット: $10〜$14
  • スーパー: 牛乳4L $5〜$6、食パン $2〜$3、卵12個 $4〜$6(セール活用で安く)

交通

  • 地下鉄/バス(トロントTTC): 1回 $3.35、PRESTO割引あり
  • バンクーバー(TransLink): ゾーン制 $3〜、1日パス $11前後
  • 長距離: 国内線は距離が長く高め。早期予約必須。

宿泊(旅行)

  • ホステル: $40〜$80
  • 中級ホテル: $180〜$300
  • ハイエンド: $350〜

家賃(月)

  • トロント/バンクーバー: 1BR $2,200〜$3,200
  • モントリオール: $1,400〜$2,000
  • カルガリー/エドモントン: $1,300〜$1,800
ナイアガラ近郊の風景

ナイアガラ近郊の風景

3. 都市別の特徴

  • トロント: 住居と外食が高い。多文化で食のバリエーション豊富。
  • バンクーバー: 住居高、野菜や海産は質高いが値段も高め。公共交通が整備。
  • モントリオール: 物価は比較的抑えめ。フレンチ系飲食が充実。
  • カルガリー: 住居が安め。車社会気味でガソリンは他都市より安いことが多い。

4. 節約のコツ

  • スーパーのチラシアプリでセール品を確認(Flippなど)。まとめ買いが基本。
  • 税・チップ込み価格で計算して予算管理。外食は税+チップで約1.3倍を目安に。
  • 交通パス活用: PRESTO(ON)、Compass(BC)、OPUS(QC)などICカードで割引。
  • 郊外居住+公共交通で家賃を抑える(長期滞在の場合)。

5. モデル1日予算(旅行)

  • 節約派: 食$25〜$35 + 交通$8〜$12 → 計$33〜$47
  • バランス派: 食$45〜$70 + 交通$8〜$12 + 観光$20〜$40 → 計$73〜$122
  • リッチ派: 食$100〜 + 交通/タクシー$20〜 + 観光/ツアー$50〜 → $170超

6. よくある質問(FAQ)

  • Q: 現金はどれくらい必要? → ほぼキャッシュレスでOK。チップ用に$20〜$40小額を。
  • Q: 冬の防寒は? → 体感は東京より数段寒い。ダウン・手袋・耳あて・防寒靴は必須(特にカルガリー/トロントの真冬)。
  • Q: アルコールは高い? → 州営ショップ(LCBO/SAQなど)で購入。外食のアルコールは割高。

まとめ

カナダは都市差と税・チップを理解すれば予算が立てやすくなります。旅行ならパス活用+セール食品、長期なら郊外居住+まとめ買いが鉄則。目的地と期間に合わせて計画的に準備しましょう。