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「コンサルタントになりたいが、何を見られているかわからない」 「ケース面接対策はしたが、落ちてしまった」
コンサルティングファームの採用基準は、時代とともに変化しています。 かつてのような「地頭至上主義」から、より実践的で人間味のある「コラボレーション型人材」へとシフトしています。
Wizitの採用面接において、私たちが特に重視している「4つのポテンシャル基準」を公開します。これは、未経験からコンサルを目指す方へのガイドラインでもあります。
採用面接の様子
1. 知的好奇心 (Intellectual Curiosity)
「なぜ?」を問う力です。 特定の業界や業務に対して、「なぜこの仕組みなのか?」「もっと良くできないか?」と自発的に興味を持てるか。 面接では、「最近気になったニュースとその理由」を聞くことで、情報の深掘り度合いを見ています。
2. 構造化能力 (Structuring)
複雑な事象を分解し、整理する力です。 フェルミ推定(市場規模算定など)で見ているのは、計算の正確さではなく「分解のロジック」です。 「売上=客数×単価」と分解し、さらに客数を「新規×リピート」と分解できるか。 混沌とした話を聞いて、「つまり課題は3つありますね」と整理できる力は、コンサルの基礎体力です。
3. 変化への耐性 (Adaptability)
コンサルの現場は、朝令暮改が当たり前です。 予期せぬ変更に対して、不満を言うのではなく、すぐに頭を切り替えて新しい最適解を探せるか。 過去の困難な経験(修羅場)をどう乗り越えたかを聞くことで、レジリエンス(回復力)を評価します。
4. 愛嬌 (Charm) / 協調性
意外かもしれませんが、これが最も重要です。 クライアントから「この人と一緒に働きたい」と思われるか。チームメンバーと気持ちよく仕事ができるか。 論理的に正しくても、攻撃的で傲慢な人は採用しません。「可愛げのある論理思考」こそが最強の武器です。
まとめ:スキルは後からついてくる
ロジカルシンキングやExcelスキルは、入社後の研修で身につきます。 しかし、好奇心や愛嬌といったマインドセットを変えるのは困難です。
Wizitは、今の能力よりも、未来の可能性(ポテンシャル)に賭けて採用を行っています。 「考えることが好き」「人の役に立ちたい」という純粋な動機を持つ方と、お会いできるのを楽しみにしています。
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[採用エントリー] Wizitでは、通年でコンサルタントを募集しています。 カジュアル面談も実施中ですので、まずはお話しましょう。