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【学生インタビュー】「海外で働きたい、でも自信ない…」そんな私が“本当にやりたいこと”を見つけ、夢へ走り出せた理由

「将来は海外で働いてみたい。でも、具体的にどんな仕事がいいんだろう?」
「英語力に自信がないし、本当に自分にできるのかな…」

海外への憧れはあるものの、具体的な道筋が見えず、漠然とした不安を抱えて一歩を踏み出せずにいる学生は少なくありません。

今回お話を伺った大学4年生の奧川さんも、かつてはそんな悩みを持つ一人でした。株式会社Wizitのグローバルキャリアカウンセリングを通じて、彼女はどのようにして自分の進むべき道を明確にし、自信を持って就職活動に臨めるようになったのでしょうか。その変化の軌跡を伺いました。

<インタビュー協力者>
奧川結さん: 実践女子大学 文学部 美学美術史学科 4年。カンボジアのインターンシップに参加したことがきっかけで、東南アジアでのキャリアに関心を持つ。大学3年生の後期よりWizitのグローバルキャリアカウンセリングに参加。

憧れと不安の狭間で。「海外で働きたい」けれど…

――カウンセリングを受ける前は、キャリアについてどんな悩みがありましたか?

奧川さん:将来、海外で暮らしながら仕事がしたいという夢はあったのですが、「どういう職業に就けばいいのか」「今の自分の英語力で大丈夫なのか」「そもそも就職できるのか」といった不安がすごく大きかったです。やりたい気持ちはあるのに、具体的な方法が分からずにモヤモヤしていました。

「何か変わるかも」私を変えたのは、一方的ではない“対話”だった

――なぜ、このカウンセリングに参加しようと思ったのですか?

奧川さん:カウンセラーの方がタイに住んでいらっしゃることを知って、実際に海外で暮らしている方から直接お話を聞けることに魅力を感じました。

また、一番の決め手は「カウンセリング」という対話形式だったことです。一方的に講義を受けるのではなく、対話を重ねることで、自分自身のことを深く理解できるんじゃないか、ちゃんと自分のものにできそうだな、という期待がありました。

「なぜ?」の問いが、私のキャリアの軸を明確にしてくれた

――カウンセリングを受けてみて、いかがでしたか?

奧川さん:本当に受けてよかったと思っています。特に、カウンセラーの方から「なぜカンボジアなの?」「なぜその仕事がしたいの?」と、繰り返し「なぜ?」と問いかけてもらったことで、自分の考えを深く掘り下げることができました。

Zoomでカウンセラーと1対1のオンラインカウンセリング。「なぜ」に向き合い、本当の自分を探究する

対話を通して、自分が本当にやりたいのは「海外と日本を繋ぎ、人々の“当たり前”を支える仕事」なんだと気づきました。それが、現地の人々の生活基盤に関わる商社という具体的な目標に繋がっていったんです。

タイでの体験が教えてくれた「本当の豊かさ」と「自分の役割」

――カウンセリングプログラム中に、タイへの渡航も経験されました。特に印象に残っていることは何ですか?

奧川さん:スラム街を訪れたことです。そこで出会った方々が、決して恵まれた環境ではない中でも、自分たちの生活にしっかりと向き合っている姿を見て、「本当の豊かさとは何か」を深く考えさせられました。

この経験から、自分自身ももっと「自分の生活と向き合おう」と思うようになり、環境問題や健康について真剣に考えるようになりました。そして、就職活動においても、ただ利益を求めるのではなく、「どの国の人にとっても“当たり前”にあるものを支えたい」という気持ちが、私の確固たる軸になりました。

タイ・バンコク最大級のスラム街を視察。トタン屋根と高層マンションが並ぶ光景に豊かさとは何か考えさせられる

自分と向き合う楽しさを知り、未来の夢が広がった

――カウンセリングを通じて、一番の変化は何でしたか?

奧川さん:以前は一つのことを考え続けるのが苦手だったのですが、自分自身や物事について深く思考することが「楽しい」と思えるようになりました。今では「生きるとは?」なんてテーマについて考えることもあるくらいです(笑)。

自己分析が深まったことで、将来の選択肢も広がりました。海外で働くことだけでなく、最近は日本の良さにも気づき、「将来は仙台でカフェを開きたい」なんて夢も生まれています。海外で働くことばかり考えていた自分にとって、将来日本で働くキャリアイメージを抱くことは驚きでした。自分の「本当にやりたいこと」を深く考えるようになったからこそだと思います。

プログラム修了前に将来の夢やキャリアビジョンを作成し、在学中にやり遂げる目標と計画を作る

――最後に、Wizitのグローバルキャリア支援はどんな学生におすすめしますか?

奧川さん:私のように海外でのキャリアに悩んでいる人はもちろんですが、「自分のことがよく分からない」「自分を好きになれない」という人にもぜひ参加してみてほしいです。

誰かと深く話す機会って、実はあまりないですよね。このカウンセリングは、自分と向き合う最高のきっかけになると思います。いつかは自分と向き合わなければいけない時が来るなら、それは「今」なんじゃないでしょうか。きっと、自分でも知らなかった新しい自分に出会えるはずです。


編集後記:学生のキャリア支援に携わる大学職員の皆様へ

自信がなく、一歩を踏み出せない学生の可能性を引き出すこともまた、キャリア支援従事者のミッションです。グローバルキャリア支援においては「自分は海外なんて…」と諦めている学生と向き合うこともあるでしょう。

奧川さんの事例は、外部の「第三者」との対話が本音と自信を育み、海外での「原体験」によって自身のグローバルキャリアの確固たる軸を築くことを示しています。

Wizitのグローバルキャリア支援は学生のグローバルキャリアの意欲だけでなく、「自分が本当にやりたいこと」に気づき、挑戦する姿勢を育む、本質的なキャリア支援です。

貴学の学生たちが持つ可能性を、私たちと一緒に開花させませんか。まずはお気軽にご相談ください。

▶ グローバルキャリア支援に関するご相談・お問い合わせは下記フォームよりご連絡ください。

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